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岐阜の酒コラム
【冬季限定】原田酒造「山車 熟吟」無濾過生貯蔵吟醸原酒の魅力|芳醇な旨味の秘密と楽しみ方
冬の訪れとともに、飛騨高山の酒蔵では特別な時期が始まります。原田酒造場が誇る冬季限定酒「山車 熟吟」の仕込みの季節です。毎年、熟練の杜氏たちが魂を込めて造り上げる、わずか1000本の限定酒。その物語をお届けします。
「ほっぺが落ちる!芳醇な旨味!」
そう評されるこの酒には、ある秘密が隠されています。無濾過生貯蔵という特別な製法で仕立てられた吟醸原酒は、まるで熟成された果実のような芳醇な味わいを持ちながら、最後の一滴まで清々しい後味を楽しませてくれます。蔵元の間で「秘蔵」と呼ばれるこの酒は、720mlが600本、1800mlが400本という極めて限られた本数しか製造されません。その希少性は、酒そのものの価値以上に、造り手たちの誇りを物語っています。
ある寒い冬の夜、地元の料亭で「熟吟」に出会った常連客は、こんな感想を残しました。
「天ぷらと合わせて飲んでみろ」と勧められ、おそるおそる口に運んだその瞬間、目を見開いたそうです。サクッとした衣の中から溢れ出る素材の旨味と、芳醇な吟醸酒の味わいが織りなすハーモニーは、まさに冬の贅沢としか言いようがありません。
今年も限定復活を遂げたこの逸品は、720mlで1,705円、1800mlで2,860円というお手頃な価格で提供されています。また、冬の限定品3種セットも用意され、それぞれ3,560円と4,985円で、贈答用としても喜ばれています。
日々の喧騒を忘れ、ゆっくりと「熟吟」を味わう時間。それは、まるで雪景色の中で見つけた、小さな宝物のような贅沢かもしれません。この冬、原田酒造場が丹精込めて醸した「山車 熟吟」で、特別なひとときをお過ごしください。
こぼれ話として、この酒は適度に冷やすことで、より芳醇な香りと旨味を引き出すことができます。また、時間とともに温度が上がっていくことで、その表情を変えていく様子も、また格別の愉しみとなることでしょう。
「山車 熟吟」は、原田酒造場(電話:0120-040-348)で直接購入できるほか、11,000円以上のご注文で送料無料となります。冬の贈り物に、あるいは自分へのご褒美として、ぜひご検討ください。