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岐阜の酒コラム
高山の地酒をこれで網羅! 飛騨高山の酒蔵を一挙に7軒ご紹介【原田酒造場】
岐阜県高山市は小京都とも呼ばれる昔ながらの街で、飛騨山脈を源流とする水や上質な米、寒冷な気候に恵まれており、古くから地酒づくりが盛んな地域です。高山の造り酒屋は冬にしか仕込まず、外気温の低さを利用して、美味しいお酒を作っています。
そんな飛騨高山には、どのような酒蔵や日本酒があるのでしょうか。
今回は、高山の酒蔵を一挙に7蔵ご紹介いたします。
・1.原田酒造場
原田酒造場は安政2年(1855年)創業の老舗酒蔵で、歴史ある町並みであるさんまち通りで、代々続く伝統の技術と昔ながらの冬期仕込みにこだわり酒造りを行っています。
また、天然の花から分離・培養した独自の「花酵母」によって、日本酒本来の風味や香りを最大限まで引き出すことを特徴にしています。
目印の「山車」という暖簾をくぐると、店内には、種類豊富な日本酒が所狭しと並びます。
また、より日本酒を身近にお楽しみいただけるように、お越しいただいた方に気軽に試飲していただけるスペースを設置しております。380円で、酒蔵の地酒・季節の限定酒を楽しんでいただくことが可能です!!
お越しいただいた方に大変ご好評いただいている自慢のコーナーです。
さらに、「地酒ガチャ」も設置しています。
何が当たるかはお楽しみで、一番のあたりは純米大吟醸!!
その他にも空くじなしのお得な景品が入っています。
一回400円ですので、お越しの際は運試しに回してみてくださいね。
・2.平瀬酒造店
平瀬酒造店は高山の酒蔵のなかでも創業が最も古く、1623年の創業で現当主は15代目を数える歴史ある酒蔵です。代表銘柄は岐阜・飛騨のブランド米ひだほまれを使用した「久寿玉(くすだま)」で、まろやかな奥深い風味と心地よい辛口が特徴です。
・3.川尻酒造場
川尻酒造場は天保10年(1839年)の創業で、昔ながらの手造りにこだわり、ほとんどのお酒を長期間貯蔵させる熟成古酒に特化している酒蔵です。
代表銘柄には「ひだ政宗」などがあり、少量生産なおかつ流通経路が限られているため、直送以外では地元以外でお目にかかるのが珍しいお酒を製造しています。
・4.老田酒造店
老田酒造店は、辛口日本酒の代表格ともいえる「鬼ころし」を造っている酒蔵です。
清らかな伏流水と岐阜県名産のひだほまれを使い、丹念に仕込んだお酒を販売しています。
・5.二木酒造
二木酒造は元禄8年(1695年)の創業で、精米歩合が高い吟醸酒と大吟醸酒のみを造る酒蔵です。
代表銘柄には一切加熱処理を行わない爽やかな口当たりが特徴の「氷室(ひむろ)」や、お米の旨味を最大限まで引き出した「玉の井」などがあります。
・6.平田酒造場
平田酒造場は1825年創業の酒蔵です。「酒は製造というより育てるもの」というコンセプトのもと手造りにこだわり、岐阜のブランド米ひだほまれを使用した代表銘柄「飛騨の華」は、格調高い味、コク、香り全てを兼ね備えたお酒です。
・7.舩坂酒造店
舩坂酒造店は創業200年の歴史がある酒蔵で、代表銘柄の「深山菊」や「甚五郎」をはじめ、女性の方でも飲みやすい果実酒なども展開しています。
また敷地構内にはお食事処もあり、日本酒とともに飛騨牛や地野菜などの岐阜の味覚を提供するなど、幅広く日本酒の魅力を広めています。
・最後に
いかがでしたでしょうか?
これまでご紹介してきたように、飛騨高山にはそれぞれの特徴ごとに魅力あふれる酒蔵があります。
今回ご紹介したほとんどの酒蔵は、高山市内の200m以内のエリアに密集しているので、歩いて廻っていただくのに最適です。
岐阜・飛騨高山観光にお越しの際は、ぜひ今回の記事を参考に各酒蔵を訪れてみてください。
皆様のご来訪をお待ちしております。